DIY可物件の注意点

退去時の事を考えて

イラスト

築年数の経過した物件などでは、何とか空き部屋を埋めようと様々な特典や特徴をもって貸し出しが行われます。その一つがリノベーションやDIYを可能とした物件です。住む人にしてみれば材料費は掛かりますが、部屋を自分の好きなようにアレンジをすることが出来ます。一方で、貸す側からしてみても痛んできたフローリングや壁紙などを修復する手間や費用を削減することが出来ます。ただ、注意が必要なのが要原状復帰という文言です。これはつまり、退去する際にはその部屋を借りた状態にしなければならないということです。壁紙や創作物などDIYなどで手を加えた部分を元通りにする必要があります。そのまま退去できる場合と原状復帰が必要な場合ではDIYなど手の加え方も変わってきます。住んでいる人にとっては自分好みの部屋となり世界に一つだけのオリジナルな部屋を作ることが出来ます。しかし、オリジナリティが高ければ高いほどその部屋は借り手を選んでしまいます。大家さん側からするとこれは次の借り手が見つからず、その後の空き部屋につながってしまいます。中にはプロ並みに洗練された部屋を完成し、部屋の魅力アップにつながるようなリノベーションを完成させる人もいます。場合によっては原状復帰する前に大家さんなり不動産屋さんなりにどの程度復帰が必要か相談することも出来ます。そうすることで部分的に、あるいは全てをそのままで退去できるケースも、ごくまれですがあります。しかし多くの場合、表面的に美しくても使用材料や施工過程を見ていないので安全性や品質保証ができないので原状復帰を求められます。後々トラブルにならないためにも原状復帰の必要があるのか、どの程度の原状復帰が必要なのかを入居前にしっかり確認しておく必要があります。

見積もりを出してもらう

作業員と男女

事業所や店舗などを借りる場合には基本的に契約の際に、転居時に原状復帰させることが定められてます。そのためもし事務所を移転する場合には、入居時の状態にしっかりと戻さなくてはいけません。原状復帰の作業はきちんと業者と話し合えば、スケジュール的にも費用的にもとてもお得に済ませることができます。また原状復帰を行なう場所を細かく限定して、その都度費用の交渉を行えば、とても安い料金で作業を完了できるので、スケジュールに余裕がある場合には、細かく作業を実施すると良いです。通常原状復帰の作業を業者に依頼する場合には、事前に見積もりを出してもらうことになります。原状復帰を担当する業者では、見積もりに関しては無料となっているところが多く、かなり細かい部分まで費用を算出してくれます。また作業に必要な日数に関しても、きちんとスケジュールとして提出してくれるので、すべての作業内容に納得した状態で、原状復帰の作業を行なうことができます。原状復帰をきちんと高いレベルで実施することができれば、大家との交渉も円滑に進むことになり、入居時に支払った敷金などが返ってくることもあります。もし敷金を多く支払っていたのであれば原状復帰をすることで、支払った金額の多くが返金されるので、原状復帰に使ったお金をしっかりと回収することが可能です。そのため事前に支払った敷金の範囲内で、原状復帰を行なうとお得に工事をやってもらうことができます。

費用の負担についての知識

工具

原状復帰とは、賃借人が使うことで汚れた賃貸物件を、きれいな状態に戻すことです。原状復帰の工事は、天井や壁に付着したタバコのヤニを除去したり、ヒビの入った窓ガラスや破れた網戸を新しいものに交換したりといった作業が行なわれます。そうすることで、次の賃借人が快適に利用できるようになるからです。こういった作業は通常は、賃借人が退去した後で、賃貸人が依頼した業者の手で行われます。業者には当然賃貸人が料金を支払うのですが、ただしその一部については、後日賃借人に請求されることになります。一般的には、賃借人の過失によって汚れたり壊れたりした部分の原状復帰費用は、賃借人が支払う必要があるのです。多くの場合は、改めて支払うのではなく、入居時に賃貸人に預けておいた敷金で清算されます。逆に賃貸人は、賃借人の責任とは言えない部分、つまり古くなることで自然に劣化した部分における原状復帰費用を支払います。しかし中には、自然に劣化したのか、賃借人の手入れ不足によって劣化したのか、判断することが難しいというケースもあります。そのような場合は、賃貸人が独自に費用の負担割合を決めることが一般的となっています。ただし、小修繕つまり規模の小さな修繕については、賃借人に任されます。また、切れた電球の交換などですが、これらは業者に依頼することなく、個人で手軽に行うことができます。こういった部分については、賃借人が自身の判断で原状復帰をすることが暗黙の了解となっているのです。

入居者負担と大家負担

作業員

原状復帰では、入居者の過失や怠慢による傷や汚れの修繕費は、入居者が負担することになっています。経年劣化や通常使用による汚れの修繕費は、大家が負担します。その区別がつきにくい場合は、責任の押し付け合いとなることもあります。しかし傷や汚れの原因を見極める専門業者が間に入れば、円満な清算が可能となります。

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賃貸物件の退去時に行なう

リフォーム

原状復帰はどこまでが求められるのか明確な基準はありません。ガイドラインに沿って費用負担を借主と貸主に振り分けて行きます。借主が故意、過失による劣化は借主負担となります。長く住むと入居の際にどのような状態であったか忘れてしまいますので、書面で記録しておくと安心です。

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複数の業者をチェックする

作業員

原状復帰はオフィスや事務所を移る際には必ず実施しなくてはいけません。原状復帰にかかる費用は作業を依頼する業者によって大きな差があり、作業内容に関しても色々と特徴があるので、しっかりと比較検討を行い適切な業者に依頼するのがベストです。

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